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第22回大分・宮崎合同5魚種釣り大会【佐伯市鶴見町】

第22回大分・宮崎合同5魚種釣り大会【佐伯市鶴見町】 大分県支部と宮崎県支部は11月3日、合計24人が参加して合同大会を開催しました。この大会は、両支部会員の親睦を深め、釣り技術、マナーの交流を図り、両支部の更なる発展に寄与することを狙いとし、大分と宮崎のそれぞれの釣り場で、毎年交互に開催しています。今回は大分県支部が主幹で、大分県佐伯市鶴見一帯の磯で、大分県支部会員14名・宮崎県支部会員10名で、速見丸にお世話になって開催しました。天候不順が続いている中で、当日は天気も良く途中で北風が強くなったものの、両支部会員が交じり合って、最低長寸25cm以上の5魚種競技を行いました。5魚種とは言ってもその中にグレ(クロ)が入っている事が必須条件で、グレだけ1魚種500gを釣ったとしても、他魚ばかり5魚種で5㎏を釣るよりも、順位は上位にランクする大会です。今回は22回大会で初めてと思われる、7.5kg台をたたき出した猛者が現れました。検量後、生きていればリリースOKですが、検量後に死魚を捨てるのは禁止。これは賞を獲るために魚を殺すことに繋がるからです。宮崎支部の平野さん、大きなイスズミをどの様にして食べたのか今度教えて下さいね。ビックリする様な優勝者の現れた楽しい大会でした。皆様ご協力ありがとうございました。なお、釣った魚は食べるか、生かして検量後リリースするよう義務づけています。朝早くから参加された皆様、大変ご苦労さまでした。
(リポーター大分県支部 支部長 池永祐二)

成績

順位 氏名 成績
優勝 平野 啓三 (宮崎県支部) 5魚種:7,565g=グレ・イスズミ・ニザダイ・イサキ・イラ
2位 寺田 康隆 (宮崎県支部) 5魚種:3,280g=グレ・ウマヅラハギ・ヒダリマキ・ブダイ・イサキ
3位 恩田 雅章 (宮崎県支部) 5魚種:3,615g=グレ・ニザダイ・アオブダイ・ブダイ
4位 末松 裕司 (大分県支部) 5魚種:3,565g=グレ・ニザダイ・ブダイ・イサキ
5位 池永 祐二 (大分県支部) 5魚種:3,355g=グレ・ニザダイ・ブダイ・カワハギ

■参加人数:24名
■グレを含む25cm以上の食用魚5種の総重量(魚種優先)

優勝者の談 平野啓三(宮崎県支部)
この大会を心待ちにしていた私は、抽選で大分支部の田崎さんと3番目に瀬上がり、グレは二人とも釣れて、その後9時過ぎまでにイサキ・イラ・アイゴも釣って、先ずは4魚種ほど揃えて士気が高まります。風が強くなったので大バエの船着きに瀬替わりしました。大型の他魚を狙うべく、18年間愛用しているがま磯グレ競技SP1.75号50で、道糸ハリス共に2.5号で釣り始めました。マキエには60~70cm級のイスズミが見え始め、いきなりのひったくりでロッドが極限まで曲り、30秒と持たずにハリス切れ。次に来たのは45㎝程度のニザダイで、5種目は達成することが出来ました。しかし、先ほどの大型イスズミらしきバラシにモヤモヤ間が残ったので3.5号ハリスを結んで再挑戦。しばらくして、奴は竿をひったくる強烈な引きで再び襲ってきました。ハリスは太くしているし、竿は絶大な信頼を誇る私の右腕です。止めては引き、引いては出されの繰り返しを5分ほど続けると奴は浮いてきました。「でかい」思わずそう叫んでいました。田崎さんがタモ入れをアシストしてくれて、「優勝間違いなし」の声に思わずニンマリ。帰港後の検量でクーラーを開けると役員の方々から驚きの声。この釣果が出たのは午前中に5種目を揃えた事と、2.5号ハリスを切った奴を見たくて攻めの釣りを行ったことが結果に繋がったと思っています。この優勝は私の人生の中で心に残る大会となり、釣りをやっていて本当に良かったと感じました。同礁して頂いた田崎さん、早朝から準備などの大会運営して頂いた大分支部の役員、会員並びに宮崎支部の皆様には心から感謝いたします。次回は島野浦でお会いしましょう。


左から、恩田会員、平野会員、寺田会員
左から、恩田会員、平野会員、寺田会員

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