GFG九州:九州地区本部主催 <<大会結果>>

船(タイラバ・ひとつテンヤ)懇親釣り大会 【北九州~山口下関沖】

船(タイラバ・ひとつテンヤ)懇親釣り大会 【北九州?山口下関沖】 九州地区は5月13日、北九州市若松沖白島周辺の響灘の海域でタイラバと一つテンヤ限定での船懇親釣り大会を行い、7名が参加しました。九州地区としては4回目の大会です。午前5時に北九州市の戸畑漁港に集合し、遊漁船「高栄丸」(高山 郁一郎船長)に乗り込みました。梅雨入り前の好天が続いていましたが、この日はあいにくの雨。弱い雨が降る中、同6時半頃に白島沖に到着。船長から「最近、釣果は上向いている」との情報を聞いた参加者たちは、期待をしながら水深約56mの海底にオモリ60gのタイラバを投入。今年初参加の西川さんの1投目、着底から2巻きしたところで大きく竿が曲がりました。いきなりの本命です。何度も突っ込む相手と慎重にやりとりして上がって来たのは、80cm前後の大型。船上は、「もう優勝が決まった」、「いやいや、まだ始まったばかりだから暫定1位にしておこう」などと和気あいあいの上昇ムードとなりました。全員が気合いを入れて挑んだところ、ほどなく山内相談役にも良型が掛かり、開始2時間ほどで他魚も含めて、全員が釣果に恵まれました。特に西川さんは大型3匹を含む多数をキープしており、初優勝を喜びました。参加者全員の釣果は写真の通りです。時折激しく降った雨も気にならないほど楽しい1日でした。来年もこの大会は予定されていますので、多くの会員が参加して盛り上げていきましょう。
リポーター 九州地区監査・小野山康彦

成績

順位 氏名 長寸 重量
優勝 西川信太郎(北九州支部) 79.7cm 5,855g
2位 大庭芳晴(北九州支部) 69.6cm 3,880g
3位 徳光宏治(北九州支部) 63.5cm 3,090g

■審査方法:マダイ1匹長寸
■参加人数:7名

優勝者の談 西川信太郎(北九州支部)
私は普段、グレやチヌのフカセ釣りを楽しんでいますが、手軽に高級魚がたくさん釣れるタイラバにも興味があり、今回の大会にエントリーしました。ポイントに着くまでに仕掛け(ロッド:LUXXE  DeckStage Eldoknot 63M-R タイラバ:自作ハリ:がまかつ 一刀チヌ 6号)の準備を済ませ、同船した方々と楽しくおしゃべりです。ポイントに着き、船長の合図で一斉に仕掛けを投入。その1投目、着底後直ぐにリールを巻き始め、2巻きしたところでセオリー通りのゴツゴツ感があり、海底から5mほど巻き上げたところで、ドン!と竿が曲がると、ドラグがジージー音をたててラインが出ていきます。魚の走りが止まって→巻く→出るの繰り返しで、なかなか底が切れません。数分後、やっとラインが回収出来るようになり、浮いてきたのは対象魚のマダイです。しかも、プライベートの釣りでもなかなかお目にかかれないほどの大ダイで、興奮気味の私を察してか、船長が迅速な対応で玉網(タモ)に収めた瞬間、私は鳥肌が立ちました。その後も、参加者の至る所でヒットが連発。雨の中で、かなり辛い瞬間もありましたが、時折、船上が歓喜に湧く場面もあって、思い出に残る楽しい一日となりました。最終的に、私に運良く釣れた最初の魚が優勝魚となり、感激です。魚は帰港後、船長に血抜き+神経〆をしてもらい、抜群の鮮度で持ち帰り、美味しく頂く事が出来ました。参加者の皆様、船長、協賛して下さった皆様、大変お世話になりました。次回も参加したいと思います。


上位入賞者(左から2位の大庭さん、優勝の西川さん、3位の徳光さん)
上位入賞者(左から2位の大庭さん、優勝の西川さん、3位の徳光さん)
徳光事業部長から優勝盾を受け取る西川さん(右)
徳光事業部長から優勝盾を受け取る西川さん(右)

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