GFG九州:九州地区本部主催 <<大会結果>>

春季懇親(磯・投げ)釣り大会兼:2021年GFG杯グレ九州地区代表選考会【長崎県】

 九州地区本部主催で4月11日、長崎県平戸市一帯を会場に春季懇親(磯・投げ)釣り大会を開催し、大会を心待ちにしていた76名が参加しました。天候は晴れ、GFG杯グレ九州地区選考会を兼ねており、自粛傾向の中で各自マスクを着用し三密にならない様に十分配慮しての大会となりました。
 前日まで強めの風が吹いていた大会会場付近の状況も落ち着き、西磯に乗れる絶好のコンディションとなりました。受付時間の午前2時を少し前倒しして受付を開始し、三密を避けるために受付が済んだ会員は各自それぞれの釣り場へ向かって頂きました。当日は、心配された南東~北東の風も弱く、朝方は冷え込んだものの日が昇り始めると汗ばむ程に気温が上昇しました。
 対象魚の状況に関しては、グレは終盤を迎えており場所ムラが激しいとの事。チヌは乗っ込みには少し早いが出れば良型との事。キスは場所の設定が肝になりそうで、イシダイについてはこの時期の平戸はとても厳しい状況でした。そんな中、風も思ったよりも弱く凪に近い好条件なのか好釣り場に上礁がかなった釣り人も多かったようです。
 役員が検量のスタンバイをしていると、検量時間前から続々と会員が帰着し、検量時間の午後3時には大勢の会員が集まりました。検量はチヌから開始。50cmオーバーの良型が数匹仕留められており、中には「ストリンガーが足らない」程の数釣りを楽しんだ猛者もいたようです。次のイシダイの検量では、毎回この時期のイシダイは釣れない事が多いのですが今回は11匹の提出があり、役員もホッと胸をなでおろしました。キスの部では全体的に不調なのか、数匹が持ち込まれた程度でした。最後の他魚については、アオリイカもターゲットに含まれるので釣果が出ていましたが、良型のイサキが持ち込まれました。そして、いよいよグレの検量になると、さすがに腕に自信がある会員の皆さんは、釣果不調な終盤のグレをしっかりリミットメイクして検量所に持ちこんでいました。中には40cmオーバーの良型グレを仕留めている会員もいて、検量は久しぶりの大会ということもあって大いに盛り上がっていました。
 検量が終了して表彰式では入賞者には豪華がまかつ製品が送られました。そして、いよいよお待ちかねの抽選会です。昨年、九州地区本部として大会が開催出来なかった事で特別予算を組み、豪華賞品が当たる抽選会となりました。最後に高園知明九州地区本部長の挨拶を持って大会を締めくくり、大会は盛会のうちに無事に終了しました。
 今回、コロナ禍において参加者全員がソーシャルディスタンス、マスク着用などの「新しい生活様式」のスタンスを遵守し、スムーズな大会進行運営に協力して協力して頂きました事を、役員一同心より感謝申し上げます。
 最後に、GFG杯グレ全国大会出場権を獲得された三選手の全国大会での活躍を祈念いたします。
(リポーター・九州地区本部 事務局長 永江幸男)

成績(チヌの部)

順位 氏名 長寸 重量 場所
優勝 大塚 二郎 54.4cm 2,180g 西浜
第2位 松崎 邦彦 53.3cm 2,580g 京崎
第3位 植田信政 53.2cm 2,360g 西浜

■参加人数:76名
■審査方法:チヌ30cm以上1匹長寸

優勝者の談 大塚二郎
 基本グレ釣りメインですのでグレにエントリーしたいところですが、シーズン終盤?という状況と、前回のチヌ釣り大会がボーズと不甲斐ない結果に終わったこともあり、これからのチヌの乗っ込み時期にリベンジするしかないと、チヌでエントリーしました。場所決めは支部長と事業部長に丸投げ(いつも乗っかってばかりですみません!)し、西浜に決定。立場島では不発となり、地磯へ瀬替わり。地磯では右側にSさん左側にYさんで3人並んで竿を出し、早速釣りはじめましたが、ベラの猛攻に再び意気消沈!ところが、最後に竿を出したYさんがチヌをヒット!「おるやん!」気持ちを入れ替えて頑張りますが、立て続けに釣るのはYさんだけです。諦めず手返ししていると、ウキが消し込みました。合わせを入れると、ベラとは違う重い引き。私にもやっとチヌが来ました。慎重に取り込みサイズを計ると50オーバー間違いなしです。この数年ぶりに釣ったチヌ1匹がまさかの優勝となり、超ラッキーの大変嬉しい思い出になりました。段取りをしてくださいましたSさんYさんありがとうございました!そしてコロナ禍での大変な中、大会役員の皆様お疲れ様でした!



成績(キスの部)

順位 氏名 長寸
優勝 中村 健吾 41.4cm
第2位 中村 正範 23.5cm

■参加人数:76名
■審査方法:キス15cm以上2匹までの長寸

優勝者の談 中村 健吾
 今回は平戸市川内に釣り座を構えました。しかし藻が多く、さびくと藻が針につき餌が見えないくらいでした。これではアタリさえわからないと思い、投げて底に着くと糸フケだけをとって待つスタイルに徹底したところ、20cmぐらいのキスが釣れました。その後、同様のサイズのキスが釣れ、ようやく既定の2匹をクリアしました。しかし、これでは入賞は無理だろうなと思いながらも検量したところ、まさかの優勝でした。役員並びに会員の皆様、大変お世話になりました。

 


成績(イシダイの部)

順位 氏名 長寸 重量 場所
優勝 水村 和幸 37.0cm 900g 西浜

■参加人数:76名
■審査方法:イシダイ30㎝以上1匹長寸

優勝者の談 水村和幸
コロナ禍で大会自粛が求められ、会員の皆様におかれましてもストレスのはけ口が見つからない日々が続いていたこととお見舞い申し上げます。大会を楽しみにして週間天気、餌の準備、船の手配を万全に済ませての当日になりました。午前10時ごろの潮変わりに初アタリがあり、竿を絞り込んだのは小型ながら本石でした。すぐに2枚目が釣れたのですが残念ながら小型のイシガキダイでした。厳しい釣りになりましたが、小さいながらも優勝となり良い一日となりました。大会役員並びに参加者の皆様、大変お疲れ様でした。このような素晴らしいGFG大会がいつまでも続くことを祈っています。ありがとうございました。


成績(他魚の部)

順位 氏名 魚種 重量 場所
優勝 根津 元康 イサキ 680g 平戸島・地磯

■参加人数:76名
■審査方法:他魚1匹の重量

優勝者の談 根津元康
当日はチヌの乗っこみシーズンということもあり、チヌにエントリーしました。2便午前5時出港の土肥釣りセンターにお世話になり釣り場へ。タックルはマスターモデルⅡチヌM53を使用しました。付け餌はオキアミ、ボイル、ムキミ、ネリエ、コーンをローテーションし、加えて棚の微調整等いろいろと試行錯誤しましたが、チヌはなかなか口を使ってくれない状況でした。フグの猛攻とエサ盗りも多いため、同10時過ぎに瀬替わりを検討し、地磯へ替わり。そこは潮通しも良く、遠投して深く探っていましたら、何とイエローのネリエにイサキが連発しました。運良く良型が交じり他魚の部へ検量を出したところ、何とか1位を頂く事ができました。最後にコロナ禍での開催にあたって事前に万全の対策を行い、気持ちよく大会を盛り上げてくださった関係各位、役員の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。




成績(グレの部)

順位 氏名 重量 場所 GFG杯選考結果
優勝 中司 亮 2,680g 生月島 ☆全国大会出場
第2位 田代 康平 2,340g 的山大島 ☆全国大会出場
第3位 米木 一雅 2,320g 西浜 ☆全国大会出場
第4位 長友 政広 2,300g 的山大島 ▲補欠1
第5位 宮原 浩 2,140g 宮之浦 ▲補欠2
第6位 中川 勝博 2,040g 生月島 ▲補欠3
第7位 池永 祐二 1,940g 生月島 ▲補欠4
第8位 野村 公武 1,800g 立場島 ▲補欠5
第9位 藤戸 一郎 1,680g 立場島 ▲補欠6
第10位 佐藤 国広 1,560g 生月島 ▲補欠7

■参加人数:76名
■審査方法:グレ25cm以上3匹までの重量

優勝者の談 中司 亮
 地区本部大会として1年以上振りの開催となった今大会は、グレの部がGFG杯グレ全国大会の九州地区代表選考も兼ねており、楽しみにしていました。そして何より、これまで当たり前のように交流出来ていたGFG会員の皆さんと、ようやく再開でき言葉を交わせた喜びが一番だったと感じています。コロナ禍の中、様々な対策を講じて大会運営いただいた役員の皆様に大変感謝致します。今回選んだ釣り場は生月島で、西磯エリアへと渡りました。グレも産卵の終盤を迎えた時期であり、厳しい釣りが予想されましたが、前日までの北東からのうねりが幾分取れたおかけで一級瀬に上がれたことが幸運でした。潮が良く動く場所だったので、愛竿のインテッサG-Vを手に小型主体ながら貴重なキロオーバーの口太グレが混じる釣果に恵まれました。全国大会の舞台となる三重県尾鷲は初フィールドとなりますが、釣りを楽しみつつ全国の会員の皆さんと懇親を深められたらと思います。関係者の皆様、ありがとうございました。



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