9月4日（日）、熊本県宇土市にある「立岡の池」において九州地区ヘラブナ懇親釣り大会を行い9名が参加しました。当初予定の熊本県氷川町の「網道の池」から変更しての開催でした。当日は台風11号が接近する数日前でしたが、無風好天に恵まれ、最高気温34度と蒸し暑い日となりました。立岡の池は、熊本市内から車で40分の郊外にあり、花見の名所と言われる立岡自然公園の中にあります。全国的に川も池も渇水気味となっていますが、当日の立岡の池も減水しており、釣り座まで斜面を下っていかないといけません。往復すると汗だくです。午前7時試合開始から同10時頃までに釣果があったのは3名で、いずれも各1匹と厳しい状況でした。足元には大きなコイ、水面にはジャミが群れ、そして掛かるのは小さなブルーギル。竿が曲がりません。
　厚い雲が切れだした同10時半過ぎ、数人の竿が曲がりましたが、残念ながら良型のマブナ。参加者から「厳しいね」の声が聞こえてきます。パラソルの下で餌を変え、仕掛けを変え、試行錯誤しながら1匹を狙いました。昼過ぎから釣り座前方からの風が吹き、湖面がざわつきますが後2時間の勝負です。終了間際に数人の竿が曲がり、7時間の大会を終えました。結果、型は小さいながらも6匹前後を揃えた瀬口会員が2.7キロを釣って優勝となりました。暑い中で大会を運営していただいた瀬口会員、賞品を提供いただいたがまかつ様、高田釣具店様にお礼を申し上げます。来年は、釣果が期待できる桜の咲く季節に開催できたらと思っています。
リポーター：九州地区本部長　高園知明