GFG九州:九州地区本部主催 <<大会結果>>

GFG杯九州地区グレ釣りチャンピオン戦 【米水津の磯】

GFG杯九州地区グレ釣りチャンピオン戦 【米水津の磯】 GFG九州地区は10月7日(土)、大分県米水津の磯において、2024年度GFG杯全国グレ釣り選手権大会の九州地区代表選手選考会として「GFG杯九州地区グレ釣りチャンピオン戦」を開催し、59名(選手55名、役員4名)が参加しました。秋の気配が迫りつつある九州ですが、日中はまだまだ暑く、無風状態の磯での戦いとなりました。大分県南は春先から現在までグレが不調で、釣り人もまばらの状況、磯に上がって釣ってみないとグレが釣れるかわからない状況でした。しかしながら、G杯全国大会をはじめ、いろんなメーカーの大会が開催される米水津は、どこかの磯で良型のグレが必ず釣れる期待を裏切らない磯であることは確かです。検量では40cmオーバーが何枚も持ち込まれるに違いありません。午前7時から試合開始、13時までの6時間勝負に挑みました。13時30分頃から渡船が帰港してきますが、選手の顔が冴えません。足の裏サイズから検量規定(25㎝以上)ギリギリのサイズが出されます。そんな中、ひと際大型の50㎝に迫る大型グレが登場しました。釣ったのは長崎県支部のベテラン加藤直さんです。40㎝オーバーが少ない中で良型を揃え、ただ一人4,000g超を記録した加藤さんが1位となりました。また、足の裏サイズながらキーパーサイズを揃えた選手が上位に食い込む接戦でした。この日の米水津は水温23℃、しばらくするとグレシーズンに突入の予感です。シマアジやコッパグレ、アイゴ(バリ)が幅を利かせる中、我慢強く粘って釣られた方々が全国大会に出場します。ぜひとも優勝して九州にトロフィーを持ち帰って下さい。厳しい状況でも、釣果を出した皆さんならきっと釣られると信じています。協賛品を提供していただいたがまかつ様、運営をお手伝いいただいた役員の方々、当日は大変ありがとうございました。
リポータ:九州地区本部事業部長(海水面)  長友 政広)


成績

順位 氏名 重量 備考
優勝 加藤 直(長崎県) 4,290g 千代丸1位
2位 毛利 智也(南九州) 3,145g 政進丸1位
3位 田代 康平(佐賀県) 2,560g 功明丸1位
4位 杉村 勇輝(筑豊) 2,825g 千代丸2位
5位 岩崎 友樹(南九州) 2,450g 政進丸2位
6位 永野 広幸(南九州) 1,415g 功明丸2位
7位 太田 誠(宮崎県) 2,660g 千代丸3位
8位 中司 亮(北九州) 2,355g 政進丸3位
9位 坂口 浩一郎(福岡) 1,380g 功明丸3位

■審査方法:グレ25cm以上5匹までの総重量(同重量の場合は1匹長寸にて)
■参加人数:59名

◇優勝コメント・加藤直(長崎県支部)
朝一からコッパグロの当たりばかりで「このまま終了か?」と思っていた午前9時半頃、33cmのオナガ(クロメジナ)を皮切りに28cm前後がヒットして検量規定の5匹を揃えました。横で釣っていた宮崎県延岡市の平野さんが40㎝前後を上げたので、仕掛けを聞き出し全遊導から半遊導へチェンジ。タナを7mに設定し、納竿15分前に来た48㎝が優勝をもたらしてくれました。全国大会に向けて精進します。

◇2位コメント・毛利智也(南九州支部)
今回、米水津は初めての場所でとても楽しみにして会場に向かいました。開会式では全国大会への予選でもありつつ、各支部の交流も含めた大会と説明があり一緒に渡礁した他支部の方々と大分の情報やその日の海の状況などを話したりして有意義な大会となりました。地元の先輩方や一緒に渡礁して下さった方々のアドバイスで九州2位になれたので全国大会ではお世話になった方々に感謝して釣りをしたいと思います。

◇3位コメント・田代康平(佐賀県支部)
GFG九州地区のグレ釣りチャンピオン戦に挑戦しました。米水津は何となく苦手意識がある釣り場ですが精一杯やろうと意気込んで臨みました。この日は沖に投げてもイサキのオンパレード。瀬際をしくこく狙うと規定サイズを5尾揃えることができ、船中1位(総合3位)を勝ち取りました。全国大会は昨年の沖ノ島に続き2回目です。前回は魚を釣ることができず不甲斐ない結果でしたので、今度は九州地区に貢献できるよう頑張ります。



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