九州地区本部は8月18日、熊本県南部の人吉・球磨地方を流れる球磨川、川辺川一帯で「アユ懇親釣り大会」(アユ1匹の長寸規定）を行い25名が参加しました。午前5時半の競技説明後にオトリアユを配布。各自が目星を付けた釣り場へ急ぎます。今季の球磨川水系は海産の天然遡上が過去にないほど少なく、連日の猛暑により渇水、高水温、垢ぐされという過酷な状況です。エリア全域で青ゴケも発生し、良い流れでも垢つきが悪くなかなかオトリが代わりません。それでも川見を入念に行い、青ゴケがきれた水通しの良いポイントでは元気の良いアユが掛かります。そんな中、太田誠さんはピンポイントの垢つきを丁寧に泳がせて26.5cmをキャッチし、見事優勝。水量の回復で水況が良くなり新垢が付き始めると、きっと球磨川の大アユが釣れだすことでしょう。ご協力いただきました会員様、がまかつ様、大倉釣具店様、大変ありがとうございました。
（文＝九州地区本部事業部長・山﨑拓也）